2018年8月27日月曜日

産地見学vol.3 カラー(土耕栽培)(2)

同じお花でも生産者さんでハウスの中の雰囲気が全然違います。
生産者さんの想いがそれぞれ表れていて、
好きな色が多かったり、土や育て方が違ったり…
今回も土壌栽培のカラーの生産者さんです。

前回ご紹介した
福島県猪苗代安達寿人さんのハウスから車で15分。
















土屋睦彦さん

とても陽気で社交的。
お日様のような笑顔で、
まわりを明るくしてくれるムードメーカー的存在です。
カラーの話をする時もとにかくニコニコ!

ご実家でのカラーの生産は20年くらいで、ご本人は14年。
ハウスは8棟あり、隣の敷地に新しく建設中でした。

カラーの生産以外にお米も作っています。
ご家族労働で他のスタッフさんはいません。

ハウス内は安達さんと同じもみ殻を使っていました。
このもみ殻マルチは頑張って続けていくこだわりの一つだそうです。

特長は・・・
水はけが良く根腐れを起こしにくい。
水はけが良いが水持ちも良い。

今回訪れたカラーの生産者さんは
皆さんもみ殻を使用していました。

















葉まで美しいメモリーズ(黒系)


















最高の色!

もう球根が手に入らない貴重なキャプテンマオリ
なんとか手持ち球根を増やして、
世に出して欲しいと願ってしまいます。


さらに車走らせ・・・

渡部雅史さんのハウスへ

落ち着いた雰囲気で紳士的。
優しい笑顔で質問になんでも答えてくださいました。
勉強熱心な方です。

カラー生産は12年
他にリシアンサス(2万本作付け)ストック(5000本作付け)を栽培。
お一人で7棟のハウスを管理しています。









とても面白い形で綺麗だと思いますが、
これは奇形で出荷されません。

このような姿形は
現地でしか見られません。

気温が高いと
株から花が出てくる時にこのような形になってしまいます。
今年の夏は異常に暑いですもんね。
開花の調整も大変だと思います。



















美しいグラデーションです!

お花一つ一つ表情が違うので
本当に楽しいです

今回3人のカラー生産者さんの圃場に伺わせていただきました。
産地で仲良く情報共有して、
日保ちする時代のニーズに合ったカラーを作っていきたいと話されていました。

自分達の育てたカラーで
笑顔になって幸せな気持ちになってくれることが
なによりも嬉しい・・・

熱く語る生産者さんの想い
その想いを注がれて育てられたカラー

スッと伸びた美しいカラーを手に
まずは私が笑顔になるのでした。