2018年10月1日月曜日

産地見学 vol.6 コスモス

うす紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜りに揺れている♪

このフレーズを
耳にしたことがある人は
たくさんいるのではないでしょうか?

1977年にリリースされた有名な女性歌手の歌です。
今では【秋桜】と書いて
【コスモス】と読ませるのが広く一般的になりましたが
実はこの読み方は
昭和のこの歌から始まったのでした。

ゆらゆらと
風にそよぐ姿

1本でも可愛いけれど
密集して咲いている姿は
思わず歓声をあげてしまいます。

儚い花弁を持つお花

【コスモス】 キク科 原産地 メキシコ

イタリアの芸術家が1876年頃に
メキシコから日本に持ち込んだのが最初
との説があります。

Cosmosはギリシャ語で「飾り」の意味

















前回と同じ生産者さん
大野重雄さん

千葉県印西市の生産者さんで
コスモスの生産は30年くらいです。
ベルサイユ、ピコティ、ピンクピコティ、ラディアンス…
これらの品種を育てています。

















露地栽培が基本です。
7月上旬から種の植え付けをします。

うどんこ病や白斑病のような
白いぽつぽつが出る病気になりやすい

雨に当たると直ぐにシミになるので
お天気予報は常にチェック!


間をあけて植えて
ボリュームあるスプレー咲きに仕立てています。
強い風にも弱いので
風除けのワクを設置しています。

しかし!
茎がとにかくしっかりしていました。
これは大野さんのこだわりの一つです。

手間がかかるので
周りの生産者さんは
コスモスの生産を辞める方が増えたそうです。


















大野さんのコスモスが可愛い
そう言ってもらえると嬉しいから
まだ生産は続けます。
と大野さん。

他にも優しい草花系の生産をしているので
違う季節に
また訪れたいと思いました。

コスモスは秋を代表するお花の一つ

飾る時はお水多めにして、栄養剤も入れるのがおすすめです。



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