お花1本1本、生産者さんの愛情をたっぷり受けて大切に育てられて、私達の手元に届けられます。
そんな生産者さん達の素顔を覗きに行って、たくさんの方にお花をもっと身近に感じて欲しい!と産地見学の備忘録ともいうべき人生初のブログを作成致しました。
どんな環境でどんな風に育てられているのか?
これからどんどん発信していきたいと思います。
記念すべき1回目は…
【アンスリューム】和名ベニウチワ サトイモ科
大佐和花卉園さん
千葉県富津市で50年に渡りアンスリューム一筋で20種ほど生産しています。
輸入が多い中、国内で生産されているのはなんと3件のみ!
国産アンスリュームは貴重な存在なのです。
物腰柔らかく穏やかな方です。
ハワイで1年、アンスリュームの勉強をされました。
アンスリュームを語ると熱いです!
踏切超えてハウスからハウスへ移動。
ハウスは18棟。2000坪の広さです。
ハウスの中は強い日差しが当たると花や葉が焼けてしまうので、白いシートで遮光しています。夏はさらに黒いシートをかけます。
品種によって温度を変えるそうですが、適温は25℃くらいで管理されています。
オランダから輸入されている苗達。
全てのアンスリュームが1株1株鉢植えです。
これはキサントモナス(細菌)という恐ろしい病気が万が一発生しても被害を最小限に抑える為です。
この病気でハウス全体がダメになった事もあるそうです。
鉢の周りの石は保温効果があり、自然の物を使ってきちんと計算されている所がまた凄いなぁと感心しました。
アンスリュームは定植して成長させて2年半ほどで採花して出荷します。
1株からは1年間で花は4~6本、葉も4~6枚採花出来ます。
十分育ってから出荷するため、花もちは最高です!
定番の赤いアンスリュームのハウスから次々と案内して頂きました。
平野圭祐さんのアンスリュームは立体的で表情が全て違います。
つやつやピカピカで発色も素晴らしいのが特徴です。
私が一目惚れしたロックセット!
思わず感嘆の声をあげちゃいました!
パープル好きの私にはたまらない色!艶!
上品でいて色気も漂う素晴らしく美しいアンスリュームです。
私の手や顔が隠れちゃうくらい大きなオバケアンスリューム。
背も1メートル以上あるものもありました。
現地に行った者の特権ともいうべき、出荷されていないアンスリューム達を見させて頂きました。
テンションMAX!ニヤニヤ止まりませんでした。
原種系のアンスリューム達。
とにかく・・・
格好良い!の一言です。
今まで見た事ないものばかりで、言われないとアンスリュームだとわからないものもありました。
奥の深いアンスリューム
知れば知るほどその魅力に引き込まれていきます。
アンスリュームは夏のお花のイメージが強いですが、
日本の夏の暑さにはそんなに強くないので、株を少しお休みさせます。
株の夏休みですね。
平野圭祐さんのアンスリュームを扱う時の仕草が
まるで宝物を扱うように優しくそっと触れていて、
こちらにまでアンスリュームに対する愛情がバシバシと伝わってきました。
それは梱包にも現われていて、傷がつかないように1本1本とても丁寧です。
1ケースに20分ほどかかるそうです。
平野圭祐さんお気に入りのアンスリュームは?
の問いかけに・・・
プレミア
とのお返事。
理由は・・・
栽培がとても難しくて、プレミアを良い状態に持っていければ他のアンスリューム達も元気になるから。
向上心も凄いですが、つねに前向きな考え方で見習わせて頂きたいことだらけです。
※お店でアンスリュームを購入する際には、がくの部分に艶があり、持った時に重さのあるものを選ぶと良いです。
持った時に、がくの部分が傷つきやすいので注意しましょう。
アンスリュームは、他の花より気孔が少ないために飲む水の量は少ない方です。
飾る時は、浅水(切り口から5cm上くらい)がオススメです。
節がないぶん、水を上げやすいので切り口が茶色になったら白い所が見える位置まで切り戻しをしてください。←長く楽しむ秘訣
そして・・・
活力剤や栄養剤は不要なのです!
これはお財布に優しいですね!
平野圭祐さんより一言
年間飾れるトロピカルフラワー
花瓶の水が汚れないアンスリュームを飾ってみて下さい!
株式会社ブルーミスト オランダ屋 全店舗にて
7月27日~
平野圭祐さんのアンスリュームフェア開催予定です。
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このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除ねねさん、ありがとうございます(^-^)/
返信削除27日~よろしくお願いいたします。
ブログ開設おめでとう!!
返信削除楽しみに読ませてもらうよー